2014/08/06

【書評】この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう 池上彰教授の東工大講義

すべての人が読むべき今の日本・世界がわかる本です。

私は池上彰さんが大好きで幾つか本も持っています。
テレビに出ていると見てしまいます。

この本では、現在の日本が抱える原発問題や経済問題、世界でもホットな中東問題や北朝鮮問題などを、ニュースを見てもわからないことを説明してもらえます。


ニュースを見てもわからないこととは「そもそも事の発端は」です。
なぜ中東問題が発生したか、北朝鮮という国がどういう経緯でできた国なのかを、テレビでもおなじみのわかりやすい説明で教えてくれます。

また本書は、東工大で行った実際の授業を元に書かれていますが、東工大生が意外と社会に感心を持ち、知っている。
社会人の私が全然知らないニュースのことをスラスラと答えているのを読むと、「もう少し社会に感心を持たねば」と思ってしまいます。

本書の表題で東工大講義とあることからわかると思いますが、ぜひ理系におすすめです。
私自身もそうなんですが、社会の眠くなる授業が苦手で理系に進んだ人は多いと思います。
とはいえ社会の知識は生きていく上で必要となることは間違いないので、ぜひわかりやすい説明の池上彰さんから教えて頂いてみてはいかがでしょうか。


0 件のコメント:

コメントを投稿