2011/02/18

楽天の今後の成長が疑わしい3つの理由

楽天という会社にはある種の憧れを持っていましたが、最近になって少し怪しいと思い始めました。
その理由をまとめてみました。
あくまで主観的な意見ですよ!!

1.改善の傾向が見られない
以前から楽天市場のデザインに関しては賛否両論であった。
僕は否定派で僕のマウスのスクロールボタンが壊れたのは楽天市場のせいだろう。。(これは冗談だが)
縦長ページは売上に貢献するとしても、それ以外の部分でも多くの問題を抱えていた。
基本的にページ作成は、契約している店舗側がおこなっているにしろ、スパムメールのようなページが多すぎる。
楽天側の管理体制が足りないのでは?


2.成功体験に縛られすぎ
たしかに楽天のビジネスモデルは成功を収めた。
しかし、そのモデルに縛られすぎて、成長がない。
海外に出ていく際もこのモデルを持って行けば成功すると思っている。
Amazonの全商品送料無料に対し、対応できないことは知っている。
では他のどの部分でアピールしていかなければいけないのかを把握し、実行する力が足りない気がする。
Amazonの対応のため、楽天ブックスを送料無料にして、なぜか楽天ブックスでPCの周辺機器まで売っている。
在庫管理の煩雑さを店舗側に負担してもらうモデルだったの本末転倒である。
時代が変わればモデルも変わる。その事は成功体験から知っているはずなのだが・・・


3.もはや楽天はベンチャーではない
以前、楽天について調べたとき「規模が大きくなっても楽天はベンチャーだ」といううたい文句を見た気がする。
しかし、僕はもう楽天はベンチャーではないと思っている。
ここ最近、楽天が新たなサービスを始めたのは『楽天レシピ』しかニュースで見ない。
なぜ、こんなにもリリースが少ないんだろう?
今の商売が大事だということもわかる。
だったら、保守を行う人員をもっと増やせばいい話だ。
サービスのリリースが遅くなっていてはベンチャーとは言いにくいだろう。
しかも『楽天レシピ』もはっきり言って資本力を武器にしてクックパッドのアイディアを"買った"わけだ。
優れたアイディアを考え、他よりもいち早く市場に躍り出て、利権を手にするベンチャー精神が失われているように見える。
考えることをやめて立ち止まっていては、成長にはつながらないと思う。



今回はあえて社内英語公用化については触れませんでした。
僕自身は賛成とも反対ともいいにくい思いを抱えているので。
しかし、上の部分は少なくとも僕は、変えるべき内容だと思います。


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